知っておきたいアトピーとの付き合い方
アトピーってよく聞きますが、実際にどんな状態をいうのか知っている人は少ないかも。
もしかしたら自分もアトピーかもしれません。
今回は知っておきたいアトピーの知識についてまとめてみました。
皮膚はバリア機能と呼ばれる周りからの刺激(紫外線やバイ菌など)を防ぐ機能が備わっています。しかし、アトピーでは元々バリア機能が低下しており刺激に対して肌が弱くなっている状態です。そして肌が弱くなっているためにかゆみを伴う湿疹がでます。
アトピーになりやすい体質というのは確かに存在します。
まずご家族の方にアトピーやアレルギー体質がある方はアトピーになりやすいです。
また、ご自身にアレルギー性鼻炎(花粉症)や、結膜炎、喘息にかかっている方もアトピーになりやすいといえます。
- 乳幼児(2か月ー4歳)
- 小児期(~思春期)
- 成人期(思春期以降)
大きく分けるとこの3つの時期に発症すすることが多いです。
特に乳幼児期は発症人数が多く注意が必要です。
ですが、最近では食生活の変化や周りの環境の変化により小児期や成人期に発症する人も多くなってきているので注意が必要です。
まず目の症状が圧倒的に多いです。
白内障や網膜剥離などの手術が必要になる病気の他に、円錐角膜などもあります。
他の皮膚病変として伝染性軟属腫、伝染性膿痂皮などもあります。
強いかゆみに対する一番良い薬はステロイドの塗り薬です。
ステロイドとは体の炎症という防御反応を抑える効果があります。
少し強いお薬なのでどうしてもそれ相応の副作用があります。
治療には必ず皮膚科医の診断を受け用法容量を守って使用しましょう。
また、最近では免疫抑制剤と呼ばれるステロイドとは違う仕組みでからだのかゆみを抑える薬もでています。顔面のみならず全身の病変に対しても有効であり,海外でも治療にとても有効だとされています。
皮膚症状がきわめて軽い場合にはワセリンやプロペト軟膏などの保湿剤でも大丈夫です。
もちろんお薬も大切ですが、生活環境でも十分に改善を期待できます。
- カーペットやボア素材のものなど細かい繊維が舞うようなものを使用しない。
- 湿度や温度を一定に保ち皮膚の都合の良い環境を作る。
- 寝具を清潔に保つ
- 保湿・保水のスキンケアを行う
多くの人は10歳ころでよくなることが多いです。
ですが、最近では成人まで長引く人も増えてきておりさらなる注意が必要です。
いかがでしたでしょうか?
あまり知られていないアトピーの現状や治療法を中心に説明させていただきました。
アトピーにお困りの方の参考になれば幸いです。
現役医師が経験した死を前に思う5つのこと
人は死ぬ直前どんなことを思うのでしょうか?
を読み死について学ぶ
仏教などの宗教観に近いのでしょうか?本などを読み自分と似たような境遇の人の考え方や偉人の死の間際の考えを取り入れています。
本を読み何を感じるかはそれぞれですがすこしずつ死を受け入れる準備をするのかもしれません。
残された人の争いの種とならないよう弁護士さんだったりあるいは話し合いだったりを通して遺産について考えます。
残された人のことを思い色々な配慮をしている方が多いです。
これは人それぞれかもしれません。
ですが私の患者さんにはその傾向が強いように思います。
入院中の病院色が味気ないものばかりだからでしょうか?
とても甘いまんじゅうやケーキを食べたがる傾向があります。
想像しやすいことですね。
一度は行ってみたかった場所や経験したいイベントに参加します。
病状にもよりますが外出できることもありますので
多くの場合本当に死の間際になるともっと生きたいと思う方が大多数を占めます。
今まで不摂生で死ぬのは怖くないと言っていた人たちも実際に体の不調を感じ死を身近に感じるようになるともっとこうしておけばよかったですか?と聞いてくる方が大勢います。
いかがでしたでしょうか?
死への価値観は人それぞれですが、人間どんな方も最終的には同じような考えをたどる傾向にあると思います。
皆さんも一度深く死について考え、今の生活をどうするべきか考えてみてもいいかもしれません。
【必見】腸活!体の中から始めるアンチエイジング【現役医師が考える】
腸活とは腸内環境を整えてアンチエイジングを志すことです。
体の中は想像以上に複雑です。様々なホルモンや、機能がバランスを保っており少しでもバランスが崩れるとたちまち体調に異変をきたします。
今回は、体のエキスパートである現役医師が腸内環境の改善方法とその効果についてわかりやすくお伝えいたします!
腸とは広い意味でいうと食べ物のとおり道全般のことです。つまり口から肛門までのことです。食事中の方はすいません、、(笑)
食べ物はこの通り道を通る過程で徐々に分解され、体に吸収され、最終的に便となります。
ですが、場所によって分解できる食べ物の種類や吸収できる栄養素がことなります。
結論から言うと、腸の中でも胃、小腸、大腸という吸収に必要不可欠な部位は腸活において特に重要です。
栄養素をきちんと吸収できないとせっかく口から取り入れた上質な栄養素も体に吸収されずに肛門まで一直線に通り過ぎてしまう可能性があります、、、
なので効率よく栄養素を吸収するためにも腸内環境はかなり重要です。
腸内環境を整えると一言でいうのは簡単ですが、具体的にはどうしたらよいでしょうか?
ヨーグルトを取る?食物繊維を取る?
医学的に言えば全部正解であり、全部間違いであります。
なぜかって?そもそも腸内環境は善玉菌と悪玉菌が常に一定のバランスで生息しています。そのバランスが崩れると腸の壁にストレスがかかり、腸内環境が悪化します。
でも善玉菌と悪玉菌のバランスは本来なら過度なストレスがない限り体の機能で勝手に調整されているものなのです。
それが、例えば油物の摂取のし過ぎや喫煙など菌のバランスを崩すようなストレスがかかった時悪玉菌が優勢となり腸内のバランスが崩れます。
なので、無理に善玉菌を含有しているヨーグルトを摂取する必要はないかもしれませんが、腸にストレスのかかる生活は避けるべきです!
でも、忙しい現代人はそうはいっても付き合いでついつい腸内環境に悪い生活を送っちゃうこともありますよね。
そんな時は食物繊維の多いものを取るようにしましょう。
食物繊維は体には吸収されません。ですが、腸内を通る過程で体の掃除を行い腸内環境のリセットを行います。
なので普段の食生活から食物繊維を多く含んだ食べ物を摂取するよう心がけてみてください。
では腸活がアンチエイジングにどのような効果があるのでしょうか?
腸内環境が改善するとまずは、体に必要な栄養素を効率よく摂取できるようになります。
つまり、少量の食事でも生活に十分な栄養素を確保できるようになります。
小食は老化の予防や肌の老化予防に効果があるという研究結果も出ておりアンチエイジングに効果的です。
また、腸って実は肌と密接なつながりがあります。
腸の中って医学的には体の中ではなく肌と一続きになった体の外というあつかいなんですよね。
なので、腸の調子は肌に直接反映されます。
よく、腸内の調子が悪いとニキビがでるっていいますよね?まさに腸の調子を肌が反映した結果だと思います
いかがでしたでしょうか?
腸活の基本の考え方についてまとめさせていただきました。
腸活をすることで体の調子がよくなり、気持ちの面でも明るくなること間違いなしです!
ぜひ、この記事で得た知識を参考にしてよりよい腸活ライフをエンジョイいただければ幸いです。
アラサー必見!若いころからやるべき3つのアンチエイジング
みなさんこんにちは!
突然ですが、20代から30代になるにつれて年をとったなと思う場面も多くなってきていませんか?
例えば、夜遅くまで飲んだ次の日の朝・・・、今までなら朝から活動できていたのが何となく昼頃までだらだらしてしまったり・・・
今までフットワークが軽いといわれていたのに、なんとなく気分が乗らなくなったり・・・
自覚症状を年のせいにしていませんか?そんな体の変調の時期だからこそできることがあります!
今回は現役医師の私が、実際にその時期を経験して感じたことや、その時から行っている3つのアンチエイジングをご紹介したいと思います。
まずはなんといっても体力の衰えですよね。これは生活習慣によるところが多いと思います。10代や20代前半は学校にいったり、あるいは仕事でも下っ端でいろいろなところに動き回ったり、10代の貯金があるので身体機能の衰えというものは少ないです。
しかし、体は使い続けなければ徐々に筋肉量や内臓機能の低下が徐々に進んできます。20代後半から30代になってくるとそういった身体機能の低下によりますます動かなくなるという悪循環になってきます。
また、心の面ではどうでしょうか?社会に出てすぐのころは、わからないことだらけで必死に試行錯誤したり、がむしゃらに仕事をすることが多いはずです。
しかしアラサーになってくると部下もでき、仕事に余裕も出てきます。一方で仕事が単調になり生活に張りがなくなってきて、毎日が同じ繰り返しになってきます。
そうすると、変化を求め続ける人や向上心の塊のような人は積極的に他人とかかわったり、新たなことにチャレンジしようとします。しかし、大多数の人は違いますよね?
徐々に変化を嫌うようになり、フットワークが重くなっていくはずです。
一番大切なことは、ヒトは年を取るということを受け入れることです。
年を取らない人はいません。しかも、人間の体は生まれた時から年を取っていき「劣化」していきます。
その「劣化」に対応するために、人間の体はホルモンの分泌のバランスを調整することで環境に対応しようとします。
なので年を取ることを怖がる必要はありません。
その年でできることをその都度考えていけばいいのです。
ですが、いくらその年から考えたらいいといっても、若いうちからアンチエイジングをするに越したことはありません。
では皆さんのきになる若いころからするべき3つのアンチエイジングをご紹介いたします。
1運動
2読書
3食事
これ3つが私の提唱する3つのアンチエイジングです!
え?普通?普通のことをいかに継続して続けるかがとても大切で難しいことなんです。
なので、私が実際に行っている方法も実際に紹介させていただきたいと思います。
継続して運動することってすごく大変ですよね。でも運動することってアンチエイジングの柱といってもいいほど大切なことなんです。
みなさんは代謝って言葉にどういうイメージを持っていますか?
代謝とは簡単に言うと体を動かすエネルギーを作ることなんです。つまり、代謝がうまくできていないとそもそも体がうごかなかったり、傷の直りが遅かったり、人間が活動するうえ非常に重要なのです。
なので代謝をよくするというのはアンチエイジングに重要になってきます。
では代謝をよくするにはどうすればよいでしょうか?それは体を動かす、すなわち運動することです。
運動をすると体はエネルギーを欲します。エネルギーを作るために体は代謝をします。最初は代謝の効率が悪くなかなかエネルギーを作れないかもしれません。
そうすると体はエネルギーを作る効率が良くなるようにいままで使っていなかった細胞やエネルギー源を使ってたくさんのエネルギーを作れるような仕組みを作ります。
これが俗に「代謝がいい」といわれる状態のことです。
なので運動こそ代謝を上げる近道なのです。
でもいきなりマラソンしたり、テニスをしたりといった激しい運動はとっつきにくいですよね。
私もそうでした。
なので私はお風呂の間にできるだけ柔軟運動をするようにしています。え?それだけ?と思う方も多いと思います。
ただ、お風呂の間は体温が上がっている関係で体が代謝しやすい状態になっています。その状態で軽い負荷の柔軟体操をできる範囲で行うことで柔軟運動の効果を何倍にも高めます。
また、入浴中ってお風呂につかっていても何もやることがなくて暇ですよね。その時間を少し使って柔軟をするだけで運動の効果が得られるのです!
毎日が単調であることには読書がかなり有効です。
どういうこと?と疑問に思う方が多いと思いますが、読書というのは日々に刺激を与えるものなのです。
本は人が自分の考えをまとめたものです。本来自分が経験しなかった世界に読書を通じて触れることができます。
通勤時間や夜寝る前の間などちょっとした時間でもいいので本を読む癖をつけてみてはどうでしょうか?
本を読むことであらたな発想のヒントが生まれ、それを生活に取り入れることでメリハリのある生活を送ることができるようになります。
アンチエイジングに最も大事なのは食事といっても過言ではありません。
体の中の環境を改善することで運動の項目でもあった代謝を活発にさせるだけでなく、身体機能の向上やホルモンバランスの安定が望めます。
もちろんバランスの良い食事を朝、昼、晩ときちんととなることが重要なのですが、アンチエイジングで特におすすめの栄養素があります。
それは抗酸化作用のある物質です。
アンチエイジングとは究極的には細胞のダメージを食い止めることであり、抗酸化作用は細胞のダメージを食い止めることに一役買います。
なので抗酸化作用のある物質を摂取することで食事の中からも効率的にアンチエイジングを行うことができます。
抗酸化作用のある栄養素はビタミンA、C、Eやアスタキサンチン、ルテインなどです。
緑黄色野菜や赤みの魚介などに多く含まれています。
以前に抗酸化作用に関してまとめた記事を書いたので興味のある方はこちらの記事も参考にしてください!
でも毎回の食事でそこまで気を遣うことはできないという方にはサプリをお勧めいたします。私もサプリを飲んでいるのですが、毎日手軽にきちんと必要量の栄養素を摂取することができ、非常におすすめです。
いかがでしたでしょうか?まだ若いからといってアンチエイジングしなくてもよいということにはなりません。
アンチエイジングを始めるのは若ければ若いほどいいのです。
ご紹介させてもらった3つのアンチエイジング方法を意識して健康なライフスタイルをともに送りましょう!
アンチエイジングで話題のアスタキサンチン!その驚くべき効果とは?
みなさんアスタキサンチンとは何かご存知ですか?
最近サプリメントなどによくアスタキサンチン配合!という宣伝文句を見ることもあるとおもいます。
しかし、アンチエイジングの分野ではここ最近特に注目されている物質なのです!
それはいったいなぜでしょうか?
今回は知られざるアスタキサンチンの魅力についてご紹介したいと思います。
アスタキサンチンは、サケ、イクラに多く含まれる抗酸化作用や抗炎症作用を有するカロテノイドと呼ばれる物質の一種です。
抗酸化作用とはアンチエイジングに欠かせない作用で、簡単に言うと細胞の老化、ダメージを防ぐことです。
抗炎症作用は体の中でおこる様々な防御反応を抑えます。
近年ではアンチエイジングにおいて医学的に注目されているものすごくホットな成分です。
あまりなじみのない成分かもしれませんが、例えばサケの切り身の赤みがかった色はアスタキサンチンの色そのままです。
なんでアスタキサンチンが注目されるようになったの?
先ほども少し述べたアスタキサンチンの抗酸化作用が最近になって注目され始めたからです。
もともとアスタキサンチンは生物が有害な太陽光線から自らを守るために合成し始めたものです。
そもそも酸化というのは様々な細胞機能を低下させたり、遺伝子を変異させることで生活習慣病などにも関係が深いと考えられています。
特に現代社会で多く起こるストレスやアルコール摂取、喫煙、食品添加物、残留農薬、排気ガス、紫外線などが酸化を促進すると考えられています。
なのでアンチエイジングと酸化というキーワードは切っても切れない関係なのです。
ここでアスタキサンチンが重要になってきます。
アスタキサンチンは極めて強力な抗酸化作用を持っているのです。
いろいろいいましたが、一番気になるのはやっぱり効果ですよね!
まず何と言ってもアンチエイジングです!
抗酸化作用はアンチエイジングにとって必要不可欠な作用です。また抗炎症効果という少し難しい効果もあるのですが、これもアンチエイジングに効果があります。
あとは眼精疲労です!
アスタキサンチンには細胞を紫外線から守る効果もあるので目の疲れを予防したり、肌のくすみやシミを防ぐ効果があると考えられます。
そんなアンチエイジングにとって理想的な効果のあるのがアスタキサンチンです!
アスタキサンチンはサケやいくら、甘海老、金目鯛など赤っぽい魚介類に多く含まれています。なので、それらの魚介類を直接食べたりするとアスタキサンチンを直接摂取できます。
しかし、これらのものがあまり好きでない方もいると思います。
そんな方にはアスタキサンチンを含んだサプリをお勧めいたします。
サプリであれば食後に服用するだけで必要なアスタキサンチンを手軽にきちんと摂取できます。
なお、アスタキサンチンの必要摂取量は1日6-9mgといわれています。しかし、現実問題として食品でそれらの量を取ることは困難です。
なのでサプリメントで補給するのが現実的かなと思います。
またアスタキサンチンをとりすぎたからと言って全身に副作用が出たりすることもないようですので安心して服用できるかと思います。
いかがでしたでしょうか?あまり聞きなじみのないアスタキサンチンの魅力について執筆させていただきました。
知っていたよ!という方もそうでないかたもぜひ一度お試しあれ!
現役医師がすすめる!今話題のレスベラトロールの魅力
みなさんレスベラトロールとは何かご存知ですか?
知らない方の方が大半だと思います。
しかし、アンチエイジングの分野ではここ最近特に注目されている物質なのです!
それはいったいなぜでしょうか?
今回は知られざるレスベラトロールの魅力についてご紹介したいと思います。
レスベラトロールは、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種で、ブドウの皮に多く含まれています。
抗酸化作用とはアンチエイジングに欠かせない作用で、簡単に言うと細胞の老化、ダメージを防ぐことです。
近年ではアンチエイジングにおいて医学的に注目されているものすごくホットな成分です。
それは「フレンチパラドックス」という話が元となっているといわれています。
フレンチパラドックスと聞くと健康に関心のある皆さんなら聞いたことがあるかもわかりません。
フレンチパラドックスとはフランス人はフランス料理でバターや油など高脂肪食を接種しているにもかかわらず、心筋梗塞などの動脈硬化により引き起こされる病気の発症リスクがほかの欧米圏の人たちに比べて低いというデータのことです。
ではなぜフランス人だけ心筋梗塞などのリスクが低いのでしょうか?長年いろいろな研究がなされてきましたが、最近になってどうやらワインが関係しているのではないかということがささやかれ始めてきました。
フランスはワインの世界的に有名な産地であるのは、みなさんご存知の通りです。
なので、フランス人は他の国と比較してワインをたくさん消費します。
ワインはブドウの皮からつくられるので、必然的にポリフェノールすなわちレスベラトロールを多く含んでいます。
動物実験でレスベラトロールが血管を拡張させたり、抗酸化作用があったり、抗がん作用があったりすることがわかってきました。
①血管拡張
②抗酸化作用
③抗がん作用
まずは血管拡張作用です。血管を広げると血流が良くなります。基本的には人の老化は血流の良しあしとすごく関連があって、血流が悪いと必要な栄養が細胞に届かず老化を促進します。ですが、血管を拡張することで動脈硬化がおこり血流が滞った血管の血流を改善する作用があると考えられます。
次に抗酸化作用です。
酸化というと酸素が結び付くというイメージの方も多いと思います。
おおむねその通りなのですが、人体の場合は酸化が起こると細胞がダメージを受けて、本来細胞が果たすべき機能を低下させます。酸化もまたアンチエイジングにとっては非常に重要なキーワードです。
なので抗酸化作用というのは細胞のダメージをダイレクトに防いでくれる非常に人体に好ましい作用なのです!
最後に抗がん作用です。
これは文字どおりなのですが、特に化学物質誘導性皮膚がんの抑制が報告されているようです。
レスベラトロールは赤ブドウの果皮、ビーナッツの皮に多く含まれています。なので、ワインを飲んだりピーナッツを直接食べたりするとレスベラトロールを直接摂取できます。
しかし、これらのものがあまり好きでない方もいると思います。
ただ、レスベラトロールを一日必要量摂取するためにはワインやピーナッツを大量に摂取しなければなりません。
そんなのは無理という方にはレスベラトロールを含んだサプリをお勧めいたします。
サプリであれば食後に服用するだけで必要なレスベラトロールを手軽にきちんと摂取できます。
いかがでしたでしょうか?あまり聞きなじみのないレスベラトロールの魅力について執筆させていただきました。
知っていたよ!という方もそうでないかたもぜひ一度お試しあれ!
いまさら聞けない?現役医師がこっそり教えるサプリメントの本当に必要な成分3選!
最近なにかと話題のサプリメント
周りの人でも飲んでいる人が結構いるのでは?
でも・・・サプリってなんだかよくわからないし・・変な成分が含まれていて副作用があったらどうしよう?
大丈夫です!現役医師がサプリメントの基本についてこっそりお伝えいたします。
これであなたもアンチエイジング入門!?
厳密には日本ではサプリメントの定義はありません。
健康食品の中で特に体にいい成分を濃縮し、カプセルや錠剤にしたもののことを言います。
余談ですが・・欧米ではEU指令書や、DSHEA法などというものがあり、通常の食事でとれる栄養素を補助するものとして定義されています。
でも何度も言いますが日本ではサプリメントの定義はありません。
なので、結構体によさそうな宣伝広告であっても実際の成分や含有量をみないとそれが本当に体にいいものかわからないのが正直なところです。
では日本には一定の基準はないのかというと実はあるんです。
それは保健機能食品とよばれるものです。
保健機能食品とは国がその成分を調査し、特定の機能の表示を許可したものです。
保健機能食品の中には、某社のお茶で話題の特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品もありますが、とりあえず保健機能食品という表示があれば国が認めた成分を含有しているということになります。
そして保健機能食品となると栄養機能表示と呼ばれる中に入っている成分を表示することができます。
何のメリットがあるの?ということですが・・・内容成分がわかることで消費者が安心できるというメリットがあります。
そもそも栄養機能表示できる成分は決まっています。
それは
- ビタミン12種
- ミネラル5種
です。
成分がわかってもそれがいいかどうかわからないという方・・・
もう少し待ってください(笑)順を追って説明させていただきます。
- 製品の品質
- 効果の証明
まず、①製品の品質ですがサプリメントは医薬品のように様々な治験をクリアしていないものが多いです。なので効果に関しては世界基準の手続きを踏んでいないものもあります。
②効果の証明が不確定です。本来お薬は販売された後もいろいろな現場で使用され使用後調査と呼ばれる過程を経て使い方や副作用が吟味されていますが、そのような仕組みもありません。
結論から言えばそんなことはありません!
ネガティブこともいろいろ書きましたが、まずはサプリメントというものは決して手軽に手を出していいものではないということを知っていただきたかったからです。
ですが、正しい知識を身につけて服用すればアンチエイジングや、様々な効果が期待できます。
おまたせしたのでまずはその3つの成分をご紹介します。
です!それぞれの成分に関して期待できる効果をお教えいたします!
①ビタミン
ビタミンはそもそもビタミンA、B、C・・など様々な成分があります。
ただどれもきちんと摂取すれば体の代謝を活発にし抗酸化作用を得ることが可能です。
②ルテイン
これは特に目にいいとされています。将来的な目の疾患や、ブルーライトによる眼精疲労の予防など医学界の論文でも効果があるとされている成分です。
この成分も医学界の論文で最近何かとトピックスになっています。
みなさん「フレンチパラドックス」という言葉をきいたことがあるでしょうか?
フランス人はフランス料理などかなり脂っこい料理を食べているにもかかわらず、動脈硬化により引き起こされる心筋梗塞などの冠動脈疾患にかかる可能性が低いです。
これは、フランス人がワインをよくのむからではないか?と言われています。
ワインとレスベラトロールの何の関係があるかという話ですが・・・
レスベラトロールはワインのもととなる赤ぶどうの皮に非常にたくさん含まれており、これが血管を広げて血流をよくし、心筋梗塞などの冠動脈疾患を予防するのではないかと考えられています。
実際にレスベラトロールのの効果は動物実験などでも立証されており、どうやら体によさそうな物質であることは間違いないようです。
いかがでしたでしょうか?
サプリメントの基本と実際に含まれているとよい成分について記述させてもらいました。
正しい知識を身に着けよりよいサプリライフを送ってください!