現役医師によるアンチエイジング探求

現役医師がアンチエイジングの方法について医学的に考えてみた。

Hello!Anti-Aging

現役医師によるアンチエイジングの医学的考察

現役医師が驚いた!お茶の種類ってこんな分類なんだ‥

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今回はお茶の様々な種類と効果を理解することでアンチエイジングにつながるのではないかと思いお茶について考えてみることにしました。

 

日常でよく飲むお茶の種類を変えるだけで手軽にアンチエイジングできたらいいですよね。

 

それでまずはお茶の種類から!

お茶の種類は本当にたくさん。

毎日何気なく飲んでいるお茶ですが実はお茶の種類って法則がわかれば意外と単純です。

 

日本ではお茶は飲むものというイメージが強いです。

しかし、お茶は飲用するものだけでなく、直接摂取するものもあります。


また、飲用茶も発酵度によって細かく分類されます。これらを体系的にまとめた図をみつけました。

 

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http://www.ocha.tv/varieties/classification/

 

この分類だと飲用以外にも洗浄剤や消臭剤など茶の様々な効果を利用した種類も掲載されています。

やはり注目したいのはよくみる緑茶や紅茶、ウーロン茶ももとをただせば同じ茶葉を発酵度によって分類しているんですね。

 

そもそも発酵させるとどうなるんでしょう?

 

お茶の発酵

 

まず「発酵」の定義ですが、微生物変換のうち人にとって有益な物を、発酵と呼び、逆に無益なものは腐敗と呼ばれます。実は発酵も腐敗も科学的には全く同じ現象を指しております。

 

お茶を発酵させると香りの深みが増し、成分が少し変化します。

 

茶葉を発酵させると、渋味成分のカテキンが酸化によって変質しますから、カテキンの刺激性が治まり、味がまろやかになります。渋味や苦味を好む日本人は、それらをコクとして楽しめるよう、緑茶を追求し、煎茶や玉露などを生み出して行ったのではないでしょうか?

 

ただ日本でも中国でも圧倒的に飲まれているのは緑茶です。

 

緑茶は上の表でいうと発酵させないお茶です。中国というとすぐに烏龍茶を思い浮かべますが、中国においても最も飲まれているお茶です。発酵をさせないために、一部の地域を除いて、日本の緑茶は主に蒸す(蒸青という)のに対し、中国では釜で炒ることが多いようです。

 

まとめ

 

今回の記事で知っておいてもらいたいのは

 

  • お茶は葉の種類が違うのではなく発酵の度合いで分類(一部葉が違うものもあり)
  • 発酵させるほど味の深み、まろやかさが増す

 

この2点です!

これからも少しずつお茶の知識を増やしていきましょう!