現役医師が経験した死を前に思う5つのこと
人は死ぬ直前どんなことを思うのでしょうか?
後悔?満足?
人によって感じ方は様々だと思います。特に現役医師でなければ経験できないであろう死ぬ間際の人の本質というものがあると思います。
現役医師の私が今まで死の直前に患者さんと向き合い感じたことをまとめました。
これをみて皆さんいろいろなことを考えてみてください。
1.親しい人に感謝の気持ちを
必ずと言っていいほどみなさん感謝の気持ちを親しい人に述べます。
徐々に体の元気がなくなっていく中で、家族や旧友を病室に呼び、感謝の気持ちを伝えたり昔話に花を咲かせます。
を読み死について学ぶ
仏教などの宗教観に近いのでしょうか?本などを読み自分と似たような境遇の人の考え方や偉人の死の間際の考えを取り入れています。
本を読み何を感じるかはそれぞれですがすこしずつ死を受け入れる準備をするのかもしれません。
2.お金の整理をする
残された人の争いの種とならないよう弁護士さんだったりあるいは話し合いだったりを通して遺産について考えます。
残された人のことを思い色々な配慮をしている方が多いです。
3.甘い物を食べる
これは人それぞれかもしれません。
ですが私の患者さんにはその傾向が強いように思います。
入院中の病院色が味気ないものばかりだからでしょうか?
とても甘いまんじゅうやケーキを食べたがる傾向があります。
4.旅行に行く
想像しやすいことですね。
一度は行ってみたかった場所や経験したいイベントに参加します。
病状にもよりますが外出できることもありますので
5.不摂生を後悔する
多くの場合本当に死の間際になるともっと生きたいと思う方が大多数を占めます。
今まで不摂生で死ぬのは怖くないと言っていた人たちも実際に体の不調を感じ死を身近に感じるようになるともっとこうしておけばよかったですか?と聞いてくる方が大勢います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
死への価値観は人それぞれですが、人間どんな方も最終的には同じような考えをたどる傾向にあると思います。
皆さんも一度深く死について考え、今の生活をどうするべきか考えてみてもいいかもしれません。