現役医師によるアンチエイジング探求

現役医師がアンチエイジングの方法について医学的に考えてみた。

Hello!Anti-Aging

現役医師によるアンチエイジングの医学的考察

現役医師が考える毎日を楽しくする4つのライフスタイル

 

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毎日何となくつらい、だるい、やる気が起きない・・皆さん一度は経験するはず

現役医師の私が、今までの経験からこんな症状を吹っ飛ばす方法をお教えいたします!

そして参考までに私が現在行っている方法を具体例で紹介いたします。

難しいことは後にして私が考える日々を送るうえで大切なことはこの4つです。

 

  • 新しいことを学ぶ
  • 努力する
  • シンプルに考える
  • 人とつながる

 

 

新しいことを学ぶ

 

義務教育のころは誰でも学校で勉強していました。そして勉強の内容も国語や数学など様々な分野にわたり、得意不得意はあったとしても「強制的に」知識を吸収できていました。

でも現在はどうでしょうか?社会人となり、仕事もある程度落ち着いてくると日々の中に物足りなさを感じてくるはずです。すべてのことが今まで学んだ知識の蓄積、いわゆる経験で対処できてしまい、ある程度のルーティンワークになってしまいます。人は同じことを繰り返し続けると脳の機能が徐々に衰退していきます。なぜなら俗な言い方をすれば、人間は根源的に刺激を求める生き物だからです。

 

では、どうすればいいのでしょうか?新しいことを学ぶということはやろうと思ってもなかなかできるものではありません。自分に興味のあることが何かということもわからない人もいるかと思います。

ですので、ここは他人に頼りましょう。

周りの人たちにひとこと「最近なんかおもしろいことあった?」と聞いてみることです。人によって反応は様々ですが、人間の思考は年を取るごとにだんだんと似通ってきますので他人が面白いと思うことはたいてい自分も面白いことが多いです。

周りにそんな質問ができる人がいない、もしくはそんな質問したくないという方もいると思います。そんな方には読書をお勧めします。読書はお金さえ払えば他人の必死になって見つけて考えた物事に簡単に触れることができます。

 

新しいことを学ぶということは年を取ってしまうとなかなか難しいことですが、常に新しい刺激を求めるという姿勢そのものがより良いライフスタイルにつながります。

 

努力する

 

努力は本当にすばらしいものです。やりたいことややらなければならないことがあり、それに向かってひたむきに打ち込むということはライフスタイルを彩ります。

寝食を忘れて努力をしたことがありますか?努力を最後にしたのはいつですか?何に努力しましたか?

努力は達成感につながります。達成感は脳を刺激し、アドレナリン等の脳を活性化させるホルモンを分泌したり、セロトニンオキシトシンなどの幸福感を高めるホルモンの分泌にも関連します。

ですが、努力の方向性や努力の方法はなかなか自分ではわからないものです。そこで目標となる人物を定めましょう。身近な人でもいいですし、メディアに出てるあの人でもいいです。

そして目標となる人物のいいなと思う考えや行動を徹底的にまねましょう。そうすると自分の能力ではどう頑張ってもできないような壁に当たる時が来るかと思います。

それが自分と理想との差であり、努力するべき瞬間だと私は思います。

そしていつの日かあなたが周りの人から目標の人とされ、理想とされるような人間になれたらいいと思います。

 

シンプルに考える

 

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物事の本質は単純です。よく本質を見極めることが大切という話がありますが、まったくもってその通りだと思います。

しかし、現代社会のなかではシンプルなものの本質を様々な事象が修飾し、より複雑化していますので、なかなか本質を見極めるということはできません。

なので、いつも私が行っている考え方を具体例を交えて皆さんにご紹介させていただきたいと思います。

 

ある患者さんにAとBの2つの病気が考えられるとします。AとBを厳密に区別しようと思ったら体にすごく負担のかかる検査を施行しなければいけません。しかし、Aの病気でもBの病気でも治療法も経過も同じです。この場合検査はすべきでしょうか?

非常に悩ましいところではありますが、検査を行わないというのも一つの選択肢としてあげられます。物事の本質をとらえシンプルに考えるなら、治療法という行きつく先が同じなら不必要な検査は控えるべきということになります。

しかし、ここに診断名を絶対に知りたいということであったり、一つ一つ納得してから治療にのぞみたいという因子が加わると選択肢はより複雑化していきます。

これは極端な例ですが、日々の中にはどちらでもよいこと、必要のない情報が目に触れたせいで本来は決断できていたことが決断できなくなることがあります。

こんな時私は一度立ち止まって今現在自分が置かれている状況を見つめなおし、最終結果を予想してそこから逆算して物事を考えるようにしています。

 

人とつながる

 

これは上で挙げたそれぞれの項目につながることですが、人間は根本的に人間関係の中で自分の存在を認識できるのではないでしょうか?

人とつながる中で新たな知識を学び、人とつながることで自分に足りないものを考え、人とつながることで互いに努力し、人とつながることでより喜びを見出します。

それが結果的にライフスタイルを改善し、よりよい人生を歩む礎となるように思います。現代社会ではSNSなどで人と人との距離がすごく近くなり、簡単に様々な価値観や考え方に触れることができるようになりました。

ここまで読んでくださった読者の方々にはあえて多くは語りませんが、結局最後に頼れるのはヒトです。

 

 

いかがでしたでしょうか?現役医師が今までの人生で経験した教訓を拙いながらも記事にさせて頂きました。

少しでも皆さんのライフスタイルを改善する一助になれば幸いです。