水の一日の必要量は?水の摂取量が少ないのはかなり危険かも【必見】水でアンチエイジング。
水は人体にとって欠かせない物質であり、身近な存在であり、そして手軽な物質です。
人間は息をしないと生きていけないように、人間は水がないと生きていけません。
人間は食べ物がなくてもしばらく生きていけるが、水がなければすぐ死んでしまうとは昔からよく言われている事実ですよね。
今回は現役医師が水にこだわることでアンチエイジングに効果的なことを科学的に証明したいと思います。
毎度おなじみのwikipediaから抜粋します。
水(みず)とは、次のいずれかの物質を表す用語である。
とのことです。これは定義的な話で人体での水の役割はどうでしょうか?
人体における水分量は年齢・性別によって異なり、新生児で約80%、成人で60%前後、高齢者は50%台となる。また女性は男性に比べて体内の脂肪分が多い関係で水分量は同年代の男性に比べてやや少ない[25]。そして「その人体の水のうち45%までが、細胞内に封じ込められた水[要出典]で、残り15%が血液・リンパ液など細胞の外にある水」と言われている[誰?]。この細胞内液、細胞外液をあわせたものを体液と呼び、この体液が生命の維持、活動に重要な役割を果たす。
なおニッスイによると一日に排出される水の量は体重60kgの成人男性で2,500mLであり、内訳としては尿1,400mL、糞100mL、汗500mL、肺からの呼気500mLである。1日に必要な水の量は当然2,500mLで、一般に飲料水から1,200mL、食物1,000mL、代謝物300mLとして摂取される[25]。
少し難しいですね。かみ砕いて説明します。
人の体の中は年齢によって誤差はありますが大体60%くらい水です。
その水のありかというのが問題になってくるのです。
人の体は細胞というものすごく小さな細胞が集まってできています。体の各臓器、つまり、脳や目、口、皮膚、腸や足の爪、骨などみんな最初は同じ細胞でそれが徐々に「分化」していろいろな細胞になり異なる機能を持っています。
まぁそんな難しい話は置いておいて、細胞があつまって人体ができています。
では水は人体のどこに隠されているのでしょうか?
それは細胞の「中」と細胞の「外」です。
これが絶妙なバランスで成り立っているのです。
人間の体は常に水を失い続けています。
尿1,400mL、糞100mL、汗500mL、肺からの呼気500mL
汗と呼吸によって失われる水というのは人間が意識的に減らすことができません。
尿と糞に関しては体の摂取する水分が少なくなってくると量を減らすことができますが、限度があります。
そして体はこの失った水分と同じだけ水分を摂取しなければどこかで帳尻を合わせなければなりません。
1日に必要な水の量は当然2,500mLなのですが、みなさんのなかにどれだけ1日2500ml の水を摂取している人がいるでしょうか?
おそらくほとんどいないのではないかと思います。
ではそのしわ寄せはどこに?
答えは細胞の中の水分からねん出しています。
人間の体は賢いのでまずは体から失われる水の量を少なくします。
具体的には尿と便です。汚い話ですいません。
でも、よく考えるとこの尿と便が少なくなるというのはかなりまずいことなのです。
尿と便というのは体の不要になった老廃物、アンチエイジング的には酸化物質などがでていく場所なので、単純に体の中に老廃物が蓄積されていきます。
そしてどんどん老化が進んでいくのです。
摂取する水分の量が少ないと尿と便がまずしわ寄せに合うことはわかりましたね。
ではそれが慢性的に、あるいは極端に進むとどうなるでしょう?
次は体の細胞の中から水分を取り出してきて無理やり体の老廃物を捨てるほうに割り当てます。
そうしてどんどん体の中の細胞の水分は失われていきます。
細胞の中の水は、細胞の構造の「ハリ」を保つだけでなく、細胞が機能を果たすエネルギー源となるのです。
つまり、体全体の調子や皮膚のハリに直結するのです。
医学的に水分を必要量摂取しないということはかなり危険だということが理解できたでしょうか?
40ml ×体重(kg)
が今もっとも言われている計算方法です。
医師もこの計算式を基に一日の水分バランスを考えて点滴を処方しています。
細かな説明は省きますが医学的に様々な研究がなされた結果、最終的にはじき出された値ですのでまずはこれを基準に考えてみましょう。
みなさん水の大切さはわかったでしょうか?
普段水は何気なく飲んでいますが、水の必要量まで考えて飲んでいる人はかなり少ないと思います。
ですが、医学的には体重×40mlの水分量が必要といわれているので、みなさんも1日の水の必要量に興味を持って水分を摂取してみてください。