今のままじゃいられない?看護師という過酷な仕事の3つのリスク【現役医師の視点から考察してみた】
アンチエイジングと仕事とは切っても切り離せない関係です。
その中でも私たち医師の身近には常に看護師さんがいます。
まじかで見ていてわかるのは看護師さんは本当に大変な職業だということです。
様々な責任や人間関係、医療過誤などたくさんのストレスにさらされ続けています。
今回は看護師さんの仕事の3つのリスクについて考察してみました。
看護師という仕事の3つのリスクとは?
- 医療ミス
- 人間関係
- 生活リズム
この3つに集約されるように思います。
実際の看護師さんなら他にもたくさんありますよ!って怒られそうですが、おおむねこれらの中に含まれるんじゃないかと思います。
次は各項目についてどんな状況が考えられるか考えたいと思います。
医療行為で起こるミスで一生が台無しになるかも
医療ミスっていうと語弊があるかもしれませんが、病院内だとヒヤリハットっていうかもしれません。
例えば針刺し事故でB型感染やC型感染に感染してしまったという話を聞いたことがありませんか?
看護師という職業は常に危険と隣り合わせです。
一瞬の判断ミスがのちの自分の人生をおおきく狂わせる結果になるかもしれません。
そんな緊張感の中で常に医療行為に従事していたら相当なストレスがかかっているはずです。。
人間関係
看護師さんの職場は女性の方が圧倒的に多い職場です。
女性の方が男性に比べてより細かなところに気が付く傾向が強いと思います。
なので、普段よく助けてもらうことが多いのですが、その反面看護師の同僚や後輩のミスをみつける事もあるはずです。
そんな時優しく注意できればいいのですが、つい語気強く注意してしまったりされたりすることもあるのではないでしょうか?
医療という現場はどうしてもミスが許されない環境です。すると自然と自分だけでなく他人にも完ぺきを求める傾向が強いと思います。
また、どうしてもたくさんの人がいると何らかの派閥ができていたり男女の色恋沙汰など医療とは関係のないところで仕事に影響を与える事態も発生しやすくなります。
人間関係という観点から見ても看護師という職場はとてもストレスフルなのです。
生活リズム
一番の問題は何でしょうか?
それは生活リズムだと思います。
看護師という職業上どうしても夜勤というものは避けられません。
病院は入院患者さんがいるのでかならず24時間営業です。
これは仕方のないことです。
そのため患者さんを看護するために看護師さんが夜も必要です。
でも、働く側はとても大変ですよね。
昼夜を問わず働きづめで・・・
体だけでなく心の負荷もとても大変だと思います。
3つのリスクを改善するには?
まずは仕事の内容を改善することが大切です。
看護師という仕事の性質上ストレスがたまるのは仕方のないことですが、仕事の内容を変えることでいくぶん生活は改善するはずです。
看護師さんの仕事は大きく分けて3つの部署があります。
①オペ室
②病棟業務
③外来
この中で比較的楽といわれているのが③の外来です。
他の部署に比べると夜勤は少なく、肉体的にも優遇されている場合が多いです。
この記事を読んでいる看護師さんなら何となく気づいていると思います。
外来で働くためにはいくつかの方法があります。一つは部署移動願を出すこと。もうひとつは転職をすることだと思います。
看護師さんの転職ってどうなの?
転職自体は引く手あまたです。
なぜなら看護師という資格職は需要がなくなるということはありません。
日本全国のどこででも職がなくなることはありません。
また、看護師さんはそのキャリアの性格上若いころの経験をどこでも生かすことができます。
転職サイトなどをつうじて自分にとって最も良い職場を見つけてみてはいかがでしょうか?
看護師さんという仕事はやりがいのある素晴らしい職種です。
なので、自分の体を大切にし、長いキャリアを楽しみながら過ごしましょう。