妊婦さん必見!青汁で手軽に元気な赤ちゃんを育てる方法。現役医師が徹底解説します。
妊婦さんと青汁ってあんまり関係なさそうですよね。
そもそも青汁って普通の人はあまり飲んでいないと思います。
でもアンチエイジングにとっても効果絶大な青汁なのですが、今回は妊婦さんだけじゃなくおなかの中の赤ちゃんにとってもすごく体にいい青汁の効果についてご紹介したいと思います。
もちろんすべての栄養素が必要になります。
え?アバウトすぎるって?笑
順を追って説明していきます!
まず妊婦さんは簡単に言うと普通の人の2倍のエネルギーが必要になっています。
当然ですよね?おなかの中に育ち盛りの赤ちゃんがいるんですから。
余談ですが、人間が一生のうちで一番成長するのは成長期ではなくおなかの中なんですよ。なのでたくさんエネルギーが必要になるのも当然なんです。
もちろんすべての栄養素が必要といっても、特に妊婦さんで不足しがちな栄養素というものがあります。
それはカルシウム、鉄分、葉酸です。
次の項目ではそれ等の成分を具体的に説明したいと思います。
日本人に不足しているカルシウム。カルシウムは人間の体の骨を丈夫にしているだけでなく、体の中の活動に必要な細胞の機能を調節していたり、すごく大切な成分なんです!
でも、妊娠中は妊婦さんの体は赤ちゃん優先になっており、女性ホルモンの分泌が多くなりカルシウムがどんどん少なくなってきています。
また、赤ちゃんの骨や歯の成長のために必要な栄養素です。からだがすくすくすくと成長する過程でカルシウムが不足していると骨の成長がうまくいかなかったりやわらかい骨になってしまうこともあります。
鉄分もものすごく大切です。
鉄は何といっても体の中の血液を作る元となる成分です。
妊娠中は出産時の出血に備えて体の中の血液の量が多くなっています。
また、赤ちゃんにも血液を通して酸素や栄養素など必要なものを送らなければならないので、妊娠中は何かと血液が不足しがちです。
お母さんの鉄が不足すると妊娠貧血になってしまい、胎児に十分な酸素を送ってあげられなくなってしまいます。
また、赤ちゃんの鉄が少なくなると未熟児やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどの症状が出てしまうこともあります。
意外に見落とされやすいのが葉酸です。
まったく聞いたことない成分という方もおおいはず!
でも葉酸って妊娠中はかなり重要なんです。
妊娠中に病院にいくと血液検査をされると思います。
血液検査の時に葉酸も一緒に計測していて、葉酸が足りないと薬で葉酸を補うように指導されることもあります。
なぜ葉酸が必要なのでしょうか?
それはあかちゃんに神経系の奇形が起きて後遺症が残る可能性があるからです。
薬で補うことももちろん可能ですが、普段から葉酸を定期的に摂取しておくことが大切ですね!
いかがでしたでしょうか?
妊婦さんにとって必要な青汁の成分を解説させていただきました。
以前に書いた青汁の記事に関しても併せて読んでみてください!