現役医師によるアンチエイジング探求

現役医師がアンチエイジングの方法について医学的に考えてみた。

Hello!Anti-Aging

現役医師によるアンチエイジングの医学的考察

アラサー必見!若いころからやるべき3つのアンチエイジング

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みなさんこんにちは!

突然ですが、20代から30代になるにつれて年をとったなと思う場面も多くなってきていませんか?

 

例えば、夜遅くまで飲んだ次の日の朝・・・、今までなら朝から活動できていたのが何となく昼頃までだらだらしてしまったり・・・

今までフットワークが軽いといわれていたのに、なんとなく気分が乗らなくなったり・・・

 

自覚症状を年のせいにしていませんか?そんな体の変調の時期だからこそできることがあります!

 

今回は現役医師の私が、実際にその時期を経験して感じたことや、その時から行っている3つのアンチエイジングをご紹介したいと思います。

 

 

20代から30代にかけて何が変わってくる?

 

まずはなんといっても体力の衰えですよね。これは生活習慣によるところが多いと思います。10代や20代前半は学校にいったり、あるいは仕事でも下っ端でいろいろなところに動き回ったり、10代の貯金があるので身体機能の衰えというものは少ないです。

しかし、体は使い続けなければ徐々に筋肉量や内臓機能の低下が徐々に進んできます。20代後半から30代になってくるとそういった身体機能の低下によりますます動かなくなるという悪循環になってきます。

 

また、心の面ではどうでしょうか?社会に出てすぐのころは、わからないことだらけで必死に試行錯誤したり、がむしゃらに仕事をすることが多いはずです。

しかしアラサーになってくると部下もでき、仕事に余裕も出てきます。一方で仕事が単調になり生活に張りがなくなってきて、毎日が同じ繰り返しになってきます。

 

そうすると、変化を求め続ける人や向上心の塊のような人は積極的に他人とかかわったり、新たなことにチャレンジしようとします。しかし、大多数の人は違いますよね?

徐々に変化を嫌うようになり、フットワークが重くなっていくはずです。

 

 

上手なアラサーという年代との付き合い方

 

一番大切なことは、ヒトは年を取るということを受け入れることです。

 

年を取らない人はいません。しかも、人間の体は生まれた時から年を取っていき「劣化」していきます。

その「劣化」に対応するために、人間の体はホルモンの分泌のバランスを調整することで環境に対応しようとします。

 

なので年を取ることを怖がる必要はありません。

 

その年でできることをその都度考えていけばいいのです。

 

 

若いころからやるべき3つのアンチエイジング

 

ですが、いくらその年から考えたらいいといっても、若いうちからアンチエイジングをするに越したことはありません。

では皆さんのきになる若いころからするべき3つのアンチエイジングをご紹介いたします。

 

1運動

2読書

3食事

 

これ3つが私の提唱する3つのアンチエイジングです!

 

え?普通?普通のことをいかに継続して続けるかがとても大切で難しいことなんです。

なので、私が実際に行っている方法も実際に紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

継続して運動することってすごく大変ですよね。でも運動することってアンチエイジングの柱といってもいいほど大切なことなんです。

みなさんは代謝って言葉にどういうイメージを持っていますか?

 

代謝とは簡単に言うと体を動かすエネルギーを作ることなんです。つまり、代謝がうまくできていないとそもそも体がうごかなかったり、傷の直りが遅かったり、人間が活動するうえ非常に重要なのです。

 

なので代謝をよくするというのはアンチエイジングに重要になってきます。

 

では代謝をよくするにはどうすればよいでしょうか?それは体を動かす、すなわち運動することです。

 

運動をすると体はエネルギーを欲します。エネルギーを作るために体は代謝をします。最初は代謝の効率が悪くなかなかエネルギーを作れないかもしれません。

そうすると体はエネルギーを作る効率が良くなるようにいままで使っていなかった細胞やエネルギー源を使ってたくさんのエネルギーを作れるような仕組みを作ります。

これが俗に「代謝がいい」といわれる状態のことです。

 

なので運動こそ代謝を上げる近道なのです。

 

でもいきなりマラソンしたり、テニスをしたりといった激しい運動はとっつきにくいですよね。

私もそうでした。

 

なので私はお風呂の間にできるだけ柔軟運動をするようにしています。え?それだけ?と思う方も多いと思います。

ただ、お風呂の間は体温が上がっている関係で体が代謝しやすい状態になっています。その状態で軽い負荷の柔軟体操をできる範囲で行うことで柔軟運動の効果を何倍にも高めます。

また、入浴中ってお風呂につかっていても何もやることがなくて暇ですよね。その時間を少し使って柔軟をするだけで運動の効果が得られるのです!

 

 

 

毎日が単調であることには読書がかなり有効です。

どういうこと?と疑問に思う方が多いと思いますが、読書というのは日々に刺激を与えるものなのです。

本は人が自分の考えをまとめたものです。本来自分が経験しなかった世界に読書を通じて触れることができます。

通勤時間や夜寝る前の間などちょっとした時間でもいいので本を読む癖をつけてみてはどうでしょうか?

 

本を読むことであらたな発想のヒントが生まれ、それを生活に取り入れることでメリハリのある生活を送ることができるようになります。

 

 

 

アンチエイジングに最も大事なのは食事といっても過言ではありません。

体の中の環境を改善することで運動の項目でもあった代謝を活発にさせるだけでなく、身体機能の向上やホルモンバランスの安定が望めます。

 

もちろんバランスの良い食事を朝、昼、晩ときちんととなることが重要なのですが、アンチエイジングで特におすすめの栄養素があります。

 

それは抗酸化作用のある物質です。

 

アンチエイジングとは究極的には細胞のダメージを食い止めることであり、抗酸化作用は細胞のダメージを食い止めることに一役買います。

なので抗酸化作用のある物質を摂取することで食事の中からも効率的にアンチエイジングを行うことができます。

抗酸化作用のある栄養素はビタミンA、C、Eやアスタキサンチンルテインなどです。

緑黄色野菜や赤みの魚介などに多く含まれています。

 

 以前に抗酸化作用に関してまとめた記事を書いたので興味のある方はこちらの記事も参考にしてください!

 

anti-age.hatenadiary.jp

でも毎回の食事でそこまで気を遣うことはできないという方にはサプリをお勧めいたします。私もサプリを飲んでいるのですが、毎日手軽にきちんと必要量の栄養素を摂取することができ、非常におすすめです。

 

 

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?まだ若いからといってアンチエイジングしなくてもよいということにはなりません。

アンチエイジングを始めるのは若ければ若いほどいいのです。

ご紹介させてもらった3つのアンチエイジング方法を意識して健康なライフスタイルをともに送りましょう!